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J-GLOBAL ID：201302251367193554   整理番号：13A0872724

再循環を考慮したICT機器の冷却特性の予測手法

A PREDICTION METHOD FOR COOLING CHARACTERISTICS OF ICT EQUIPMENT CONSIDERING RECIRCULATION

著者 (5件)： 二渡直樹 (北大 大学院工学院) ,  羽山広文 (北大 大学院工学研究院) ,  森太郎 (北大 大学院工学研究院) ,  菊田弘輝 (北大 大学院工学研究院) ,  豊原範之 (大成建設)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 687  ページ： 409-418  発行年： 2013年05月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般的なデータセンターではICT機器の消費電力と同等の電力が付帯設備により消費されており,そのうち空調設備の占める割合が4割程度といわれている。そこでこの研究では,排気塔吸出し方式を前提とし,ICT機器の冷却特性を予測する解析モデルを確立することで,ラック周りで効率的かつ安定的な環境を構築する手法を検討している。機器冷却特性の評価,及び熱収支解析には集中定数モデルを適用し,風量収支の解析モデルには換気回路網を用い,互いに連成させている。また,解析モデルの妥当性を検討することを目的に,冷却気流方式を模した実大規模のラックを構築し,低風量時の環境悪化を把握する二種類の実大実測の基,機器冷却特性の傾向を比較している。さらに,解析結果を用いて効率的な空調設計の一助とすべく,機器冷却特性及び機器吸込み温度の各予測図の作成方法を示している。

シソーラス用語： *再循環 ,  *情報技術 ,  *装置 ,  *冷却 ,  消費電力 ,  付属装置 ,  空気調和装置 ,  塔状構造物 ,  解析モデル ,  ラック ,  熱収支 ,  モデル ,  風量 ,  *冷却特性 ,  排気塔 ,  集中定数モデル
準シソーラス用語： *ICT ,  機器 ,  空調設備

分類 (2件)： 冷房  (PC02030Q) ,  建築設備一般  (RB06010V)

引用文献 (14件)：

• 1) (社)日本情報システム・ユーザー協会:第16回企業IT動向調査2010(http://www.juas.or.jp/servey/it10/summary10.pdf),2012.10.10参照
• 2) (社)空気調和・衛生工学会:空気調和・衛生工学便覧(第12版),6応用篇,1995.3
• 3) 中尾正喜,羽山広文,西岡真稔,松尾陽:高発熱機器室用空調気流方式の研究(第1報)気流方式の比較と機器吸込み平均温度計算モデルの実験検討,空気調和・衛生工学会論文集,No.54,pp.77-89,1994.2
• 4) 中尾正喜,羽山広文,西岡真稔,松尾陽:高発熱機器室用空調気流方式の研究(第2報)温度差比の垂直分布モデル,空気調和・衛生工学会論文集,No.56,pp.87-97,1994.10
• 5) 木下学,降旗由紀,羽山広文:データセンターにおける機器冷却特性に関する研究(その1)機器吸い込み温度と機器周辺の気流・温度,日本建築学会大会学術講演梗概集,環境工学II,pp.1053-1054,2005.9

タイトルに関連する用語 (4件)： 再循環 ,  ICT ,  冷却特性 ,  予測手法