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J-GLOBAL ID：201302251381039479   整理番号：13A0479517

Mn(II)混成スピン錯体の合理的設計のための磁気構造相互作用

Magnetostructural Correlation for Rational Design of Mn(II) Hybrid-Spin Complexes

著者 (5件)： IVANOVA Anela (Univ. Sofia, Sofia, BGR) ,  IVANOVA Anela (Max Planck Inst. for Polymer Res., Mainz, DEU) ,  ROMANOVA Julia (Univ. Sofia, Sofia, BGR) ,  TADJER Alia (Univ. Sofia, Sofia, BGR) ,  BAUMGARTEN Martin (Max Planck Inst. for Polymer Res., Mainz, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 3  ページ： 670-678  発行年： 2013年01月24日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アセチルアセトン(acac)が2配位したMn(II)にさらに2個のp-ピリジルニトロキシドまたはm-ピリジルニトロキシドを配位した錯体(p-PyNOまたはm-PyNO)およびp-ピリジルチアジル誘導体配位の錯体(p-PyNS)の3種類の擬8面体構造の錯体について,構造,磁気特性を密度汎関数法(UB3LYP/6-31G*)で計算した。PyNO配位子部分の回転で,acac配位が正四角形またはひし形と錯体構造が変化するが,立体構造は磁気特性には影響しなかった。磁気特性は,PyNO配位子の1占有軌道(SOMO)とMnのd電子軌道の重なり状態に依存した。p-置換型錯体はいずれも反強磁性(スピン4重項)であった。m-置換型ではσ結合性で反強磁性となるが,交換交差や高非結合軌道の関与により配位子金属間にπ結合性が生じれば,強磁性(8重項)も可能と推定された。

シソーラス用語： *マンガン錯体 ,  *ニトロキシド ,  チアジル化合物 ,  *密度汎関数法 ,  配位子 ,  *配位子効果 ,  *反強磁性 ,  高スピン状態 ,  励起状態 ,  分子構造 ,  強磁性 ,  脂肪族ケトン ,  ジケトン
準シソーラス用語： アレーン配位子 ,  低スピン状態

分類 (6件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  脂肪族ケトン  (CF03190Q) ,  ピリジン  (CF07095Q) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子の幾何学的構造一般  (BH05021S) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

物質索引 (4件)： アセチルアセトン ,  1,1′:3′,1′′:5′,1′′′-クアテルベンゼン-2′-イル(4-ピリジルチオ)アミニルラジカル ,  [tert-ブチル(4-ピリジル)アミノオキシ]ラジカル ,  [tert-ブチル(3-ピリジル)アミノオキシ]ラジカル

タイトルに関連する用語 (6件)： Mn ,  スピン ,  錯体 ,  設計 ,  磁気構造 ,  相互作用