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J-GLOBAL ID:201302251383921829   整理番号:13A1145851

筋小胞体/小胞体カルシウムATPアーゼの活性に対するビスフェノールの阻害効果の構造的要求性

Structural requirements for inhibitory effects of bisphenols on the activity of the sarco/endoplasmic reticulum calcium ATPase
著者 (8件):
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巻: 21  号: 13  ページ: 3927-3933  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビスフェノール(BP)類は,産業上で広く応用されている低分子有機化合物の種類の1つである。先行研究により,イオン転移酵素である筋小胞体/小胞体カルシウムATPアーゼ(SERCA)の活性を阻害するいくつかのBPが同定されている。BP媒介性のSERCA阻害の分子決定因子を明らかにするために,ウサギのSERCAを用いて酵素活性アッセイを行って27種類の市販のBPの阻害強度を測定し,構造活性相関を調べた。最も強力なBPはSERCAを低いμM濃度で阻害し,2つのフェニル環に小さなアルキル基あるいはハロゲン化物などの多様な非極性置換基を含んでいた。さらに,2つのフェニル基を結合している中心炭素原子におけるメチル基あるいはシクロヘキシル基の存在は,優れた阻害能と相関していた。 酵素と阻害物質の相互作用の特性検討と可視化のために分子ドッキングを行ったところ,Asp254との水素結合と疎水性相互作用はBPのSERCAへの結合のための主要な駆動力であることが示唆された。BPの選択を用いたカルシウム画像研究により,これらの阻害物質は生きたヒト細胞において細胞内カルシウム濃度を上昇させることができること,これはSERCA阻害剤のそれと一致した挙動であることが示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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