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J-GLOBAL ID：201302251576671510   整理番号：13A1485761

有機化合物の赤外スペクトルの信頼できるシミュレーション簡便法は存在するか?

Is There a Simple Way to Reliable Simulations of Infrared Spectra of Organic Compounds?

著者 (3件)： KATSYUBA Sergey A. (A. E. Arbuzov Inst. of Organic and Physical Chemistry of Kazan Scientific Centre, Russian Acad. of Sci., Kazan, RUS) ,  ZVEREVA Elena E. (A. E. Arbuzov Inst. of Organic and Physical Chemistry of Kazan Scientific Centre, Russian Acad. of Sci., Kazan, RUS) ,  BURGANOV Timur I. (A. E. Arbuzov Inst. of Organic and Physical Chemistry of Kazan Scientific Centre, Russian Acad. of Sci., Kazan, RUS)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 30  ページ： 6664-6670  発行年： 2013年08月01日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 20種類の有機低分子化合物(不飽和,エーテル,ケトン,他化合物)の気相およびCCl₄溶液の赤外スペクトルをMP2法および3種類の密度汎関数法(B3LYP,M05およびM05-2X)法,溶液系ではPCM法(COSMO)を用いて計算し実測と比較した。評価は相関関数(R)および標準偏差(SD)で行った。スケール量子力学法(SQM)を用いたB3LYP/6-31+G^*法は2200cm^-1以下の波数において,波数および強度とも実測と良く一致した。幾つかの化合物についてCCSD(T)/aug-cc-pVTZ計算を行い密度汎関数法の有効性を確認した。凝集系(溶液)に関しては大規模基底関数系,溶媒効果の暗示処理を用いても一致は良好ではなかった。溶液系を明示的な方法で扱う可能性を議論した。

シソーラス用語： *赤外スペクトル ,  MP2法 ,  *密度汎関数法 ,  量子化学 ,  相関関数 ,  標準偏差 ,  CCSD/T法 ,  基底関数系 ,  溶媒効果 ,  *スペクトルシミュレーション ,  アルキルベンゼン ,  アルカン ,  シクロアルケン ,  シクロアルカン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  アルケン ,  アルキン ,  脂肪族塩素化合物 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  COSMO-RS ,  スケーリング関数 ,  *低分子化合物 ,  *分子シミュレーション

分類 (2件)： 有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (15件)： (²H₁₂)シクロヘキサン ,  (²H₆)エタン ,  (²H₈)トルエン ,  p-キシレン ,  エタン ,  シクロブテン ,  シクロヘキサン ,  ジメチルホルムアミド ,  トルエン ,  プロパン ,  プロペン ,  メチルアセチレン ,  四塩化炭素 ,  ヘキサフルオロベンゼン ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機化合物 ,  赤外スペクトル ,  信頼 ,  シミュレーション ,  簡便法