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J-GLOBAL ID:201302251583140066   整理番号:13A0751589

ナノ結晶ステンレス鋼の低温窒化とそれの耐摩耗性と耐食性向上への効果

Low-Temperature Nitriding of Nanocrystalline Stainless Steel and Its Effect on Improving Wear and Corrosion Resistance
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1304-1310  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: C0161B  ISSN: 1059-9495  CODEN: JMEPEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,約10nmの平均粒径を有する超微細粒表面層を,表面の機械的磨砕処理(SMAT)によりステンレス鋼板上に作製した。試料のプラズマ窒化を,低周波数のパルス励起プラズマ装置により行った。光学顕微鏡,X線回折,走査電子顕微鏡,透過電子顕微鏡,マイクロインデンテーション,ピンオンディスク摩耗試験および腐食試験を,プラズマ窒化の前後で行って,特性を評価した。なお,前SMAT処理した試料は,同じ窒化処理条件(300°Cで4時間)下での受取りままの試料の2倍の厚さの窒化層を発達したが,これは,SMATにより誘導されたナノ構造層における粒界に沿った窒素の高速拡散に,主として起因し得ることが,わかった。受取りままおよび300°Cまで前SMAT処理した試料の窒化層は,S相(γN)に支配されているが,前SMAT処理した試料のピーク強度は,受取りままのものよりシャープであることを,結果は示た。500°C窒化処理中に,窒素は鋼中のCrと反応してCrN析出物を形成して,窒化層の固溶体相中のCrの枯渇をもたらす。また,前SMAT処理した試料の窒化層は,高い硬さと優れた耐摩耗性,耐食性を示した。Copyright 2012 ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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表面硬化熱処理 

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