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J-GLOBAL ID:201302251629435821   整理番号:13A0597710

分子骨格と吸着構造が生み出す新奇な近藤効果

Novel Kondo Effect in a Single Molecule Emerging from the Combination of Adsorption and Molecular Symmetry
著者 (4件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 162-166  発行年: 2013年03月05日 
JST資料番号: F0221A  ISSN: 0029-0181  CODEN: NBGSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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代表的な量子多体効果の一つ,近藤効果が現れる興味深い物質群として金属表面上の分子が挙げられる。最近,我々はAu(111)面上の鉄フタロシアニン分子でスピン自由度と軌道自由度が絡み合った珍しい近藤効果が生じていることを発見した。さらにその由来が,分子骨格と吸着構造が合わさって生じる局所的な対称性であることを明らかにした。これらの結果は,表面において,吸着分子の特徴を活かした新奇な多体電子状態・スピン状態を作りうる可能性を示している。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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吸着の電子論  ,  結晶中の局在電子構造  ,  有機化合物の磁性 
引用文献 (30件):
  • KONDO, J. Prog. Theor. Phys. 1964, 32, 37
  • HEWSON, A. C. The Kondo Problem to Heavy Fermions. 1993
  • special topics section "Kondo Effect-40 Years after the Discovery". J. Phys. Soc. Jpn. 2005, 74
  • 上田和夫. 重い電子系の物理. 2009
  • 樽茶清悟. 日本物理学会誌. 2005, 60, 110
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タイトルに関連する用語 (4件):
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