抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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武庫川女子大学では全学共有設備として無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントを導入しておらず,高機能かつセキュリティの高いシステムの選定が求められている。本論文では,1)1台の無線アクセスポイントで20台程度の端末接続,2)IEEE 802.1a/b/g及び/Wifiの利用,3)最大16のSSID(Service Set Identifier),4)WPA2-PSK,データ暗号AES(Advanced Encryption Standard)によるセキュアな接続,5)MWU-IDを用いたネットワーク認証を要件とするキャンパス無線LANの2011年度整備状況について述べた。まず,各キャンパスで主要な建物で人が多く集まる5か所に無線アクセスポイントを設置し,学習利用者はMWU-IDを用いて暗号キーとパスワード認証を行い,学内ネットワークに接続する。それに対してゲストは学院ホームページからパスワード認証とワンタイムパスワードを経て個人ポータルに接続するものとした。次に,無線LANシステムの拡大における問題点として,i)設置箇所の利用者数・利用形態に見合ったアクセスポイントの配置,ii)高速無線LANへの対応,iii)ネットワーク負荷への対応,iv)利用者全体への負担を考慮した制限の設定,v)研究室無線LANとの電波干渉対策,vi)認証の簡略化を挙げた。