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J-GLOBAL ID:201302251756699153   整理番号:13A0236903

膜用途のためのスルホン化高分子中における塩化ナトリウムの拡散

Sodium chloride diffusion in sulfonated polymers for membrane applications
著者 (3件):
資料名:
巻: 427  ページ: 186-196  発行年: 2013年01月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩化ナトリウム透過率と収着測定を用いて膜用途のための荷電スルホン化高分子の平均塩拡散係数を計算した。スルホン化ポリスルホンランダム共重合体および2相分離スルホン化スチレンペンタブロック共重合体を検討し,これらの材料のデータを非荷電架橋ポリエチレングリコールジアクリレートヒドロゲルのデータと比較した。ブロック共重合体について報告した平均塩拡散係数は,その値が高分子の相分離形態に対して調整されていないため,見掛けの塩拡散係数であった。非荷電ヒドロゲルの塩化ナトリウム透過率は,上流塩分濃度が0.01から1molL-1まで増加するにつれて約16%減少した。この塩透過率の変化は塩濃度の増加による塩拡散係数の減少から生じた。これは,高分子の含水量が塩濃度の増加につれて減少するためであった。塩拡散係数のこの減少は自由体積理論と一致した。その理論では含水量の低下が自由体積の減少をもたらし,それによって塩拡散係数,つまり塩透過率を減少させた。対照的に,荷電高分子の塩化ナトリウムの透過率は,上流塩濃度が0.01から1molL-1に増加するにつれて1桁以上増加した。この塩透過率の増加は,高分子中の含水量(従って,自由体積)が塩濃度の増加に伴って減少するにもかかわらず,塩濃度の増加とともに移動性塩収着および拡散係数両方が増加することに起因した。従って,荷電高分子中の塩濃度の増加に伴う塩拡散係数の増加は,単なる水の取り込みや自由体積以外の要因から生じた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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