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J-GLOBAL ID:201302251758437555   整理番号:13A0050038

椎間板変性症治療に対する新しいポリN-アセチルグルコサミン(pGlcNAc)ヒドロゲルの評価

Evaluation of a novel poly N-acetyl glucosamine (pGlcNAc) hydrogel for treatment of the degenerating intervertebral disc
著者 (9件):
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巻: 91  号: 25-26  ページ: 1328-1335  発行年: 2012年12月17日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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椎間板変性症(DDD)の初期段階は,主に椎間板髄核(NP)に影響する。組織エンジニアリング戦略は,椎間板(IVD)の機能性を増強する。この研究は,新しい脱アセチル化ポリN-アセチルグルコサミン(pGlcNAc)ヒドロゲルを開発,評価し,ヒトIVD細胞に与える生化学的影響および材料生体力学性質特徴づけることを目的にした。海洋珪藻由来グリコサミノグリカンの新しい脱アセチル化誘導体を,変性IVD NPを治療する可能性のあるヒドロゲル処方に開発した。in vitro生化学的研究は,初代ヒト椎間板細胞培養を用い行い,細胞生存性,代謝活性,プロテオグリカンおよび細胞外マトリックス蛋白質発現を評価した。ヒドロゲルの生体力学的水和動力学と粘弾性挙動を決定し,ヒト腰部NPの挙動と比較した。処理した細胞の椎間板細胞生存性,代謝活性とプロテオグリカン量は,未処理対照群と比較し,実験試料で有意に大きいことが観察された。RT-PCRおよび免疫組織化学データは,培養細胞での特徴的なNP椎間板マーカー,アグレカンとII型コラーゲンの発現を裏付けた。レオロジーデータは,ヒドロゲルの弾性成分が,0.1~15.85 rad/sの振動数範囲で粘性成分を上回っていることを示した。評価した何種類かの処方の中で,ナノ線維由来pGlcNAcヒドロゲルの硫酸化,脱アセチル化誘導体が,細胞生存性,代謝活性およびプロテオグリカン発現に対し最も頑健な生物効果を示した。このヒト椎間板細胞を用いたin vitro試験は,硫酸化,脱アセチルグリコサミノグリカン誘導体ヒドロゲルが,NP変性に対す可能性がある治療として,更なる評価を動機付ける有望な特長を有することを示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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運動器系の基礎医学  ,  生物学的機能  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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