文献
J-GLOBAL ID:201302252040565292   整理番号:13A1429367

耕起した放射能汚染水田を除染するための濁水回収システムを組み込んだ水による土壌攪拌工法の開発

Development of a Soil Decontamination Method to Remove Radioactively Contaminated Soil from Already Cultivated Paddy Fields by Padding Soil with Water and Recovering the Suspended Soil with Vacuum Pump
著者 (9件):
資料名:
号: 286  ページ: 319-331  発行年: 2013年08月25日 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
耕起した放射能汚染水田土壌を除染するために,濁水回収システムを組み込んだ土壌攪拌工法を開発した。濁水回収システムは,トラクター後方に設置した3列ノズルと真空バキューマからなる。パイロットスケールで,代かき除染回数の除染効果への影響試験1(サクションホース長:50m)と30a圃場への適用性試験2(180m)を行った。試験1では,代かき2回目まで土壌の放射性Cs濃度は急激に低下したが,それ以後の濃度低下は低調であった。希釈効果を考慮した除染率は35~40%/9回代かきで,放射性Cs濃度の濃縮率は最大で2.6倍である。試験2の除染率は約15%/4回で,濃縮率は1.7倍である。試験2の低い除染率と濃縮率の原因は,サクションホース長が試験1より長いことによる吸引力の低下である。本システムを現地適用するには,ノズル先端で細粒土の回収率を更に高くするとともに,濁水回収量を増加させ,放射性Csの濃縮率を向上させる必要がある。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境の汚染及び防止  ,  土壌汚染 
引用文献 (14件):
  • 荒井信行, 清水康行(1987):現場のための水理学(3)-掃流砂と河床変動-, 土木試験所月報, 413, 35-49.
  • Dermont, G., Bergeron, M., Mercier, G. and Richer-Lafléche, M. (2008) : Soil washing for metal removal: A review of physical/chemical technologies and field applications, Journal of Hazardous materials, 152(21), 1-31.
  • 環境省(2012)(参照2013.5.22):原子力発電所事故による放射性物質対策, (オンライン), 入手先<http://www.env.go.jp/jishin/rmp.html>
  • 経済企画庁(1968): 5万分の1都道府県土地分類基本調査(郡山), p.74.
  • 近藤 健(2000):海砂採取技術の変遷と最近の技術, クリモト技報, 42, 58-63.
もっと見る

前のページに戻る