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J-GLOBAL ID：201302252286137508   整理番号：12A1812150

多孔性金属錯体(PCP/MOF)の表面化学

Surface Chemistry of Porous Coordination Polymers (PCPs) or Metal-Organic Frameworks (MOFs)

著者 (2件)： 平井健二 (京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻) ,  古川修平 (京都大学物質-細胞統合システム拠点)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 33  号： 9  ページ： 519-523 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年間で,多孔性配位高分子(PCP)または有機金属骨格(MOF)が,ガス貯蔵,分離,触媒,化学センシング用のそれらの潜在的応用に基づいて集中的に検討されてきた。多くのPCP/MOFの構造が合成されてきたが,PCP/MOFの結晶表面上での研究は,新しい多孔性材料の開発用へのその重要性にもかかわらず,ほんの僅か報告されただけであった。PCP/MOFの結晶表面の検討は,私たちに新しい多孔質材料を創製しそして設計するための新たな指針を与えるであろう。本稿では,PCP/MOFの表面化学の最近の進歩について述べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多孔性 ,  *亜鉛錯体 ,  *結晶構造 ,  *界面化学 ,  化学平衡 ,  制御方式 ,  形状制御 ,  化学修飾 ,  *X線構造解析 ,  CA貯蔵 ,  分離 ,  触媒 ,  化学センサ ,  多孔質体 ,  *配位重合体【樹脂】 ,  サーボ制御 ,  保蔵
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *有機金属骨格-5 ,  *表面化学 ,  ガス貯蔵

分類 (5件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  高分子の結晶構造  (BK10000K) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  X線回折法  (BK01020I)

引用文献 (26件)：

• 1) S. Kitagawa, R. Kitaura and S. Noro: Angew. Chem. Int. Ed. 43, 2334 (2004).
• 2) O.M. Yaghi, M. O’Keeffe, N.W. Ockwing, H.K. Chae, M. Eddaoudi and J. Kim: Nature 423, 705 (2003).
• 3) G. Férey: Chem. Soc. Rev. 37,191 (2008).
• 4) M. Kondo, T. Yoshitomi, K. Seki, H. Matsuzaka and S. Kitagawa: Angew. Chem. Int. Ed. 36, 1725 (1997).
• 5) M. Dinca, A. Dailly, Y. Liu, C.M. Brown, D.A. Neumann and J.R. Long: J. Am. Chem. Soc. 128, 16876 (2006).

タイトルに関連する用語 (4件)： 多孔性金属錯体 ,  PCP ,  MOF ,  表面化学