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J-GLOBAL ID：201302252369692082   整理番号：13A1035092

植物病原菌Ustilago maydis中の新規糖脂質ウスチラギン酸Cの誘発産生

Induced production of the novel glycolipid ustilagic acid C in the plant pathogen Ustilago maydis

著者 (5件)： YANG Xiao-long (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, JPN) ,  YANG Xiao-long (Coll. of Pharmaceutical Sci., Hebei Univ., Baoding 071002, CHN) ,  AWAKAWA Takayoshi (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, JPN) ,  WAKIMOTO Toshiyuki (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, JPN) ,  ABE Ikuro (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, JPN)
資料名： Tetrahedron Letters  (Tetrahedron Letters)
巻： 54  号： 28  ページ： 3655-3657  発行年： 2013年07月10日 
JST資料番号： E0366A  ISSN： 0040-4039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖脂質はそのユニークな化学的性質および興味ある生物活性のため製薬工業,化粧品工業,および食品工業から注目されている。糖脂質の生産者として公知の植物病原菌Ustilago maydisは特殊な培養条件下で糖脂質バイオサーファクタント,ウスチラギン酸を大量に分泌することが報告されている。この菌により新規糖脂質産生物を単離するためのサイレント生合成経路の発現を誘発するために,化学エピジェネティック修飾剤,DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤および/またはヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を使用した。U.maydisの液体培養においてDNMT阻害剤5-アザシチジンおよびHDAC阻害剤SBHAを補給すると公知のウスチラギン酸B(2)とともに新規糖脂質ウスチラギン酸C(1)の産生が誘導されることがHPLC分析により明らかにされた。糖脂質1および2はAspergillus terreusおよびCandida albicansに対して弱い抗真菌活性を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *糖脂質 ,  Ustilago maydis ,  植物病原菌 ,  試薬 ,  酵素阻害剤 ,  培養 ,  遺伝的調節 ,  リボヌクレオシド
準シソーラス用語： DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤 ,  エピジェネティック制御 ,  ヒストンデアセチラーゼ阻害剤 ,  液体培養 ,  化学修飾剤

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  グリコシド,配糖体  (CF10057O)

物質索引 (3件)： 5-アザシチジン ,  ウスチラギン酸C ,  ウスチラギン酸B

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物病原菌 ,  Ustilago ,  糖脂質 ,  酸 ,  誘発