文献
J-GLOBAL ID:201302252439628824   整理番号:13A0726448

特異火災原因事例シリーズ 5)石油ストーブの吹き返し現象による出火事例について

著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 76-79  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: L0482A  ISSN: 0288-6693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東日本大震災後に石油ストーブの需要が急増しているが,石油ストーブでは燃料として灯油(危険物第4類第2石油類)を使用することから火災多発の可能性が懸念されていることを背景として,今回は「石油ストーブの吹き返し現象」により出火した事例を紹介した。火災の概要として,覚知及び鎮火日時,出火建物,損害状況(焼損床面積15m2の部分焼)などを示した。現場見分状況として,吸気口の目詰まりにより不完全燃焼を起こし,吹き返し現象による出火と推定したことを示した。吹き返し現象につき解説し,未燃焼ガスが外気に冷され気体から液体へ戻り置台に溜まり,この現象の繰返しによりストーブの炎が溜まった灯油に引火して吸気口から炎が吹き出す現象であることを示した。再現実験として,2種の実験を行い,吹き返し現象の発生状況,焼損状況などを確認したことを示した。再現実験結果に基づき吹き返し現象の発生経過を考察し,本件の焼損現場での焼損状況と再現実験の類似性を確認した結果を示した。まとめとして,吹き返し現象の発生経過,燃焼状況などがわかり,今後の発生原因調査,予防などに活かすことができることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
火災 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る