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J-GLOBAL ID:201302252564926721   整理番号:12A1798697

電子ドープSm0.09Ca0.91MnO3ナノマンガン酸化物の交換バイアス効果および表面スピングラス秩序の証拠

Evidence of exchange bias effect and surface spin glass ordering in electron doped Sm0.09Ca0.91MnO3 nanomanganites
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巻: 112  号: 11  ページ: 113903-113903-7  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ドーピングレベルx=0.91をもつ低電子ドープSm0.09Ca0.91MnO3マンガン酸化物の磁気的性質を報告する。ナノマンガン酸化物系において交換バイアス効果を観測し,冷却磁場の強度により調整することができた。温度および冷却磁場を変えたときの垂直および水平磁気ヒステリシスループの系統的シフトだけでなく磁気トレーニング効果により,明白に交換バイアス効果を示すことができた。ナノマンガン酸化物に関する低磁場直流磁化と周波数依存交流磁化率の結果から,~109Kにおけるグラス状相の始まりが示唆された。また,ナノメータ試料においてそのバルク対応物と比較して磁化のスピングラス的遅い緩和,時間劣化,メモリ現象を見出した。このグラス的相の増大について,相分離状態のサイズ低減による変化によるとして議論した。磁気トレーニング効果はスピン緩和モデルにより説明できた。現象論的コア-シェル型モデルは,Sm0.09Ca0.91MnO3マンガン酸化物の主に補償されていない表面スピンを基とするグラス的強磁性シェルと反強磁性コア間の交換結合に帰着できた。この結果は,このナノマンガン酸化物の表面効果による本質的な相不均一性により交換異方性が生じる可能性があり,多機能スピントロニクス素子応用の可能性の点で特に興味深いことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物結晶の磁性  ,  磁区・磁化過程一般 

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