文献
J-GLOBAL ID:201302252669311960   整理番号:13A1541408

アルファルファタコゾウムシHypera posticaの密度とその外来寄生性生物Bathyplectes anurusに対する作物播種法のボトムアップ効果

Bottom-up Effects of Crop Seeding Methods on Densities of the Alfalfa Weevil Hypera postica and Its Introduced Parasitoid Bathyplectes anurus
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 277-280  発行年: 2013年09月20日 
JST資料番号: S0238B  ISSN: 0023-6152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本を含めた世界中でアルファルファやChinese milk vetch,ヘアリーベッチなどのマメ科作物にとって,アルファルファゾウムシHypera postica(Gyllenhal)は最も破壊的な害虫である。H.posticaを制御するため,日本で古典的な生物的防除剤として,孤立性内部寄生捕食者Bathyplectes anurus(Thomson)を放った。著者らの研究では,野外でのB.anurus を使った生産方法を開発するためにB.anurusの密度に対するヘアリーベッチの播種法(播種のタイミングと密度の調節)へのボトムアップ効果を調べた。H.posticaとB.anurusの平均密度は,早い時期と低い播種密度,遅い時期とで高い密度,遅い時期とで低い密度に比べると早い時期と高い播種密度が有意に高かった。これより,H.posticaとB.anurusは,ヘアリーベッチの播種法のボトムアップ効果により調節されることが確認できた。ヘアリーベッチとH.posticaとB.anurusの3種の栄養相互作用の期間に,ヘアリーベッチの重量とH.posticaとB.anurusの密度は相互作用が高く,一方,H.posticaとB.anurusの密度の相互作用は非常に高かった。それらの結果は早い時期に高密度の播種を行うことは,3種の栄養相互作用の期間にB.anurusへの強い直接的なH.posticaの密度効果により,間接的にB.anurusの密度を高めることを示唆した。総合的に言えば,早い時期かつ高密度の組み合わせのヘアリーベッチの播種は効率的な野外でのB.anurus生産を促進するだろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除 
引用文献 (12件):
もっと見る

前のページに戻る