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J-GLOBAL ID:201302252672138713   整理番号:13A0283216

固体状態色素増感太陽電池におけるTiCl4によるチタニアメソスコピック薄膜の後処理効果:時間分解分光法研究

Effect of Posttreatment of Titania Mesoscopic Films by TiCl4 in Solid-State Dye-Sensitized Solar Cells: A Time-Resolved Spectroscopy Study
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 51  ページ: 26721-26727  発行年: 2012年12月27日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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固体状態色素増感太陽電池(ssDSC)作製間にTiCl4溶液によるメソポーラス二酸化チタン薄膜の後処理が一般に適用されている。この後処理は光起電力素子性能を著しく改善することが知られている。その機構を明らかにするためssDSCにおいて後処理がMLCT電荷キャリア動力学に及ぼす効果を綿密に調べた。フェムト秒とナノ秒過渡吸収分光法を用いて行った速度論研究は色素励起状態から二相電子注入が処理と未処理薄膜の両者について観測されて,そこでの速度論は表面修飾段階によって顕著に影響を受けないことを示した。しかしながら,正孔輸送材料(HTM)スピロ-OMeTAD中の正孔注入と電荷再結合がTiCl4処理薄膜中で著しく緩速になることを見いだした。TiO2,色素増感剤Z907(ルテニウム錯体)及びスピロ-OMeTAD間の界面で相互作用を記述するモデルがこれらの知見を合理化できた。酸化物伝導帯のエネルギー学の修正から生じるよりもむしろTiCl4による後処理効果は薄膜形態の微妙な変化に関連しているように見える。結果はHTMと増感半導体酸化物ネットワーク間のヘテロ接合での接触を制御することの重要性を強調した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
太陽電池  ,  塩基,金属酸化物 

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