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J-GLOBAL ID：201302252890499639   整理番号：13A0056182

紀伊半島の民家における防風雨対策の特性と変容-南西部から東部地域-

著者 (1件)： 千森督子 (和歌山信愛女短大)
資料名： 民俗建築
号： 142  ページ： 26-31  発行年： 2012年11月30日 
JST資料番号： S0132B  ISSN： 0289-9574  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紀伊半島南西部から東部地域に至る民家には,台風に備えて屋敷構えと家屋に防風雨対策が施されてきた。屋敷構えには,石垣,生垣,敷地形状の工夫がある。家屋に施される防風雨対策には,雨除け板がある。また紀伊山地では石垣や擁壁上部に軒先や庇,板囲いを被せる対策が取られている。雨戸には,雨戸敷居の排水口と閂受けの2種類の装置が施されてきた。撤去,減退するもののあるが,災害を契機に復活するもの,素材を変えて継承されるものなど様々である。

シソーラス用語： 半島 ,  *近畿地方 ,  *独立住宅 ,  *豪雨 ,  突風 ,  壁 ,  石材 ,  植生 ,  敷地 ,  *隔離板 ,  屋根 ,  戸 ,  経時変化 ,  災害対策
準シソーラス用語： 防災対策 ,  *紀伊半島 ,  *民家 ,  石垣 ,  生垣 ,  *雨除け板 ,  軒 ,  庇 ,  雨戸

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 紀伊半島 ,  民家 ,  防風 ,  対策 ,  変容 ,  地域