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J-GLOBAL ID:201302252936153996   整理番号:13A0638933

クロム化合物を用いて製造する低エネルギーセメントの有害特性低減のための焼結雰囲気の制御

Controlling sintering atmosphere to reduce the hazardous characteristics of low-energy cement produced with chromium compounds
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  ページ: 45-51  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クロムはセメントクリンカーに一般的に存在する元素であり,その毒性は酸化状態に大きく依存している。六価クロムCr(VI)は,他の酸化状態よりはるかに毒性であることが知られており,容易に高温の燃焼プロセスにより形成される。本論文では,低エネルギーのセメントの生産における二カルシウムシリケート(Ca2SiO4,C2S)とクロムの酸化状態の相変換における焼結雰囲気の影響を説明し,生成したクリンカーのクロム浸出性について述べた。試験ではC2Sが酸化・還元雰囲気の両方で合成され,その結果,Cr(III)およびCr(VI)を含むクロムの存在が,C2Sの気硬性γ相への転移抑制に効果的であることが示された。還元雰囲気ではクロム蒸発のレベルが比較的増加し,それはCr(VI)態のクロムの残留を殆ど防止し,クロムの溶出を減少させた。したがってより環境に優しいクリンカーが得られた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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環境問題  ,  セメントの製造 
タイトルに関連する用語 (4件):
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