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J-GLOBAL ID:201302252986537574   整理番号:13A0962545

アレーン基及びMAOを持つ半サンドイッチ-インデニルンチタン錯体を触媒とする高度に選択的なエチレンの三量化

Highly selective ethylene trimerization catalyzed by half-sandwich indenyl titanium complexes with pendant arene groups and MAO
著者 (3件):
資料名:
巻: 373  ページ: 85-95  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一連のチタン錯体[Ind-(架橋)-Ar]TiCl3を合成した。X線研究により,分子内配位は観察されなかった。この錯体の幾つかは,エチレン三量化に対して非常に活性であることが分かった。温度及び架橋は,エチレン三量化に対して著しい影響を示した。インデニル環にアレーン基側鎖を持つ一連の半サンドイッチ-インデニルチタン錯体[Ind-(架橋)-Ar]TiCl3(C1~C9)を合成し,MAO存在下での1-ヘキセンへのエチレンの三量化に用いた。単結晶X線回折研究により,錯体3C3[Ind-C(シクロ-(C5H10)-Ph]TiCl3及び錯体C5[Ind-C(シクロ-C5H10)-(p-MePh)]TiCl3の分子構造を決定した。これら錯体の固体状態で,アーレン部分と中心チタンとの分子内配位相互作用は観察されなかった。0°C,エチレン圧力0.8MPaでのMAOによる活性化の下,錯体C3は最も高い活性1968kgの1-ヘキセン/(mol-Tih)及び1-ヘキセン質量としての全体選択率,95.9%を示した。これは,同じ条件下で対応するシクロペンタジエニル類似錯体[Cp-C(シクロ-C5H10)-Ph]TiCl3(C10)より高活性でもあった。アレーン基側鎖及びインデニルとこのアレーン基との間の架橋ユニットにおける置換基の種々の立体的及び電子的効果は,1-ヘキセンへのエチレン三量化に対するこれらインデニルチタン錯体の活性及び選択性に重大な影響を与えた。シクロペンタジエニル類似錯体と同じように,MAOで活性化したこのインデニル触媒系も温度に対して大きな感受性を示した。反応温度が上昇すると,活性及び1-ヘキセンへの選択性が共に減衰した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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第4族,第5族元素の錯体  ,  その他の触媒  ,  重合触媒,重合開始剤 
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