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J-GLOBAL ID：201302252995755525   整理番号：13A0836081

アルミニウムGTA溶接金属の機械的性質に及ぼす粒径の影響

Influence of grain size on mechanical properties of aluminium GTA weld metal

著者 (5件)： SCHEMPP P. (BAM-Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  CROSS C. E. (LANL-Los Alamos National Lab., Los Alamos, USA) ,  HAECKER R. (BAM-Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  PITTNER A. (BAM-Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  RETHMEIER M. (IPK-Fraunhofer Inst. for Production Systems and Design Technol., Berlin, DEU)
資料名： Welding in the World  (Welding in the World)
巻： 57  号： 3  ページ： 293-304  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： H0722A  ISSN： 0043-2288  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミ合金の1050Aと5083のGTA溶接金属に商用細粒化剤Al Ti5B1を添加した結果,溶接金属の平均粒径は5083で44%減,1050Aで85%減となった。細粒化効率(最小粒径になる所要添加量の少なさ)は1050Aの方が高い。粒形状は柱状から等軸状へ遷移する。異なる平均粒径の母材及び溶接部の試験片に,硬さ,引張,引裂きの各試験を行った結果,溶接金属平均粒径は両合金とも硬さ依存性がない。5083溶接金属では細粒化により延性が向上した。溶接金属靱性は細粒化により1050Aでは増加,5083ではやや増加した。合金5083の高い強度延性靱性は,溶接金属中の非好適の径・分布・組成の金属間相のため溶接により阻害される。商用純Al(1050A)は,低合金量で金属間相体積率が低いので,細粒化剤添加に強く応答し,靱性が顕著に向上する。

シソーラス用語： *TIG溶接 ,  *溶接金属 ,  *機械的性質 ,  *結晶粒度 ,  粒度依存性 ,  アルミニウム ,  *アルミニウム合金 ,  添加剤 ,  硬度 ,  引張試験 ,  引裂き試験 ,  延性 ,  靱性
準シソーラス用語： AA1050 ,  AA5083 ,  結晶粒微細化剤

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム ,  GTA溶接 ,  機械的性質 ,  粒径