抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリ(5-シアノインドール)(PCIND)及びポリ(3,4-エチレンジオキシピロール)(PEDOP)膜を疎水性イオン液体:トリヘキシル(テトラデシル)ホスホニウムトリス(ペンタフルオロエチル)トリフルオロホスフェート中で合成した。PCINDは陽極的に発色するエレクトロクロームであり,完全酸化状態で650nmに吸収極大を持つ黄色と緑色の色合いの間のスイッチングを示した。導電性原子間力顕微鏡法はPCIND膜が0.1Scm
-1のナノスケール導電率と1.41eVのバンドギャップを持つ分離した島のアンサンブルから成ることを示した。陰極的に発色するPEDOP膜は1.82eVのバンドギャップと5.4Scm
-1の導電率を持つ均一に分布し且つ相互に連結した高電流輸送ドメインから成った。原型エレクトロクロミック素子を,電解質としての1.19x10
-3Scm
-1の高いイオン伝導率を持つ自立高分子ゲル膜に基づく熱安定性イオン液体を伴う陽極及び陰極としてのPEDOP及びPCINDを用いて作製した。この素子は475及び1100nmの可視及び近赤外波長で480及び796cmcm
2C
-1の大きな発色効率を示し,この値は個々の電気発色剤の効率を大きく超え,両発色剤間の相乗効果を実証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.