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J-GLOBAL ID：201302253161379220   整理番号：13A1565542

沖縄島北部森林の山地露場観測によるペンマン可能蒸発散量の推定

著者 (6件)： 新垣拓也 (沖縄県森林資源研究セ) ,  生沢均 (沖縄県森林資源研究セ) ,  古堅公 (沖縄県環境科セ) ,  清水晃 (森林総合研 九州支所) ,  壁谷直記 (森林総合研 九州支所) ,  清水貴範 (森林総合研)
資料名： 九州森林研究  (Kyushu Journal of Forest Research)
号： 66  ページ： 21-24  発行年： 2013年03月31日 
JST資料番号： L2396A  ISSN： 1347-0779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄本島北部地域は亜熱帯特有の生態系を持つ我が国でも珍しい森林地域であると同時に沖縄県の林業の中心地となっているが,この森林地域の環境を測定した結果はまだ少ない状況である。そこで,沖縄県国頭村の西銘岳周辺に設置された気象観測露場のデータを用いて,生物の生育環境に多大な影響を有する森林の蒸発散量について,ペンマン式の適用を検討した。計算に際して一部直接測定が困難な要素について,既存研究成果を組み合わせることにより算出可能とする方法を案出した。その結果,一般的な気象要素に基づいて沖縄県北部森林地域のペンマン可能蒸発散量を算出することができた。蒸発散量の変動傾向は11月から2月の冬期に低くなり,5月から9月の夏期に高くなり,三浦・諸泉(2007)による那覇市での可能蒸発散量推定と整合的であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *森林 ,  観測 ,  山岳地 ,  蒸発散 ,  *蒸発散量 ,  亜熱帯 ,  *沖縄県 ,  計測 ,  *気象観測 ,  生息環境
準シソーラス用語： *Penman式 ,  *亜熱帯生態系 ,  沖縄県那覇市 ,  *沖縄本島北部 ,  *可能蒸発散量 ,  *環境測定 ,  気象観測露場 ,  *山地露場観測 ,  生育環境

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

引用文献 (6件)：

• 服部重昭(1985)林試研報332:139-165.
• 比嘉幹彦ほか(2011)九州森林研究64:102-104.
• 紙井泰典ほか(2001)高知大研究報56:81-94.
• 三浦健志・諸泉利嗣(2007)農土学会講演要旨846-847.
• 三浦健志・奥野林太郎(1993)農土論集164:157-163.

タイトルに関連する用語 (8件)： 沖縄 ,  森林 ,  山地 ,  露場 ,  観測 ,  ペン ,  可能蒸発散量 ,  推定