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J-GLOBAL ID:201302253162937561   整理番号:13A1283472

汚染物質の分解を目指した一光触媒としての貴金属修飾TiO2-グラフェンナノ複合体の合成と特性解析

Synthesis and characterization of TiO2-graphene nanocomposites modified with noble metals as a photocatalyst for degradation of pollutants
著者 (7件):
資料名:
巻: 462-463  ページ: 82-90  発行年: 2013年07月10日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光触媒還元法を用いて,TiO2-グラフェン(TiO2-GR)ナノ複合体が合成された。同ナノ複合体は,その後,対応する陽イオンの化学的還元法で貴金属(PtとPd)が添加された。それら試料は,種々の技術で特性解析された。TiO2へのGRの添加は,GRシート上でのTiO2ナノ粒子の均一分散と合成過程中でのTiO2ナノ粒子の凝集の阻害によって,TiO2の結晶子径を低下させた。これに加えて,TiO2の表面積は,GRの添加と貴金属の担持によって増大し,グラフェンシートとTiO2ナノ粒子の凝集を阻害した。高波長への赤方変位がTiO2-GRとM-TiO2-GRナノ複合体に検出された。X線光電子分光法は,グラフェン酸化物がUV照射されたTiO2ナノ粒子によってGRに還元され,Ti-C結合が生成され,そしてTi3+部位がまた同光触媒上に存在することを示した。全ての試料の光触媒活性は,UVおよび可視光照射下の水溶液中で2種の汚染物質(2,4-ジクロロフェノキシ酢酸とReactive Red 195)の光分解反応で評価された。M-TiO2-GRナノ複合体は,UVと可視光の領域内で優れた光触媒活性を発揮した。それらの結果は,TiO2ナノ粒子へのGRと貴金属の添加が,電子移動を増大させて励起TiO2の電荷再結合を阻害することを確認した。最も高い光触媒活性は,その高い光子効率に起因してPt-TiO2-GRで観察された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均一系触媒反応  ,  光化学反応 

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