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J-GLOBAL ID:201302253220684318   整理番号:13A1575642

リチウムイオン電池用グラファイト上へのFe析出の抑制に及ぼすポリアクリル酸の効果

Effects of Polyacrylic Acid on the Suppression of Fe Deposition on Graphite for Lithium-Ion Batteries
著者 (11件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: A1353-A1357  発行年: 2013年 
JST資料番号: C0285A  ISSN: 1945-7111  CODEN: JESOAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グラファイトおよびLiFePO4を,それぞれ,負極および正極として使用したリチウムイオン電池においては,正極材料の溶解によって引き起こされるグラファイト負極へのFe析出に起因する容量低下の問題があった。本研究では,グラファイト負極上へのFe析出の抑制に及ぼす膠状バインダ,ポリアクリル酸の効果について調べた。前記効果を調べるために,0,700および1800ppmのFeをそれぞれ含有する1M LiPF6/EC+DMC+EMC電解質中で,ポリアクリル酸をバインダとして使用する試験を行った。その結果,ポリアクリル酸の使用によって,Feが1800ppmの非常に高い濃度であっても,グラファイト負極のサイクル性能が著しく改善されることが分かった。バインダとしてのポリフッ化ビニリデンを使用した電極と比較して,PAAを使用した電極では,Feの析出および電解質の分解が著しく抑制された。走査電子顕微鏡観察およびXPS分析によって,PAAバインダがグラファイト負極上で表面膜を修飾できるとともに,Feの電析をブロックできることが示された。
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分類 (5件):
分類
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炭素とその化合物  ,  塩基,金属酸化物  ,  高分子固体のその他の性質  ,  電気化学反応  ,  二次電池 
タイトルに関連する用語 (5件):
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