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J-GLOBAL ID:201302253268270841   整理番号:13A0874969

トリアゾールに基づくスコルピオン酸塩配位子のルテニウム錯体は無塩基条件下で水素を基質へ移動させる

Ruthenium Complexes of Triazole-Based Scorpionate Ligands Transfer Hydrogen to Substrates under Base-Free Conditions
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 2135-2144  発行年: 2013年04月08日 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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嵩高トリス(トリアゾリル)ホウ酸塩(Ttz)配位子のルテニウム錯体を初めて合成した。この錯体を完全に特性化した後,移動水素化触媒として研究した。[(η6-アレーン)RuCl2]2とM(TtzR,R′)またはM(BtzR,R′)(Btz=ビス(トリアゾリル)ホウ酸塩)との反応により,(η6-アレーン)Ru(N,N)Cl((N,N)=κ2-Ttzまたは-Btz配位子)6錯体(アレーン-p-シメン(化合物(I,III,V,VI)),ベンゼン(II),C6Me6(IV);N,N-TtzPh,Me*(I,II),TtzMe,Me(III,IV),Ttz(V),Btz(VI))を合成した。錯体Vを除く全錯体を結晶学的に特性化した。錯体IおよびIIの再配列配位子構造(TtzPh,Me*)が観察された。この錯体は塩基共触媒を用いるイソプロピルアルコール中でのアリールケトンの移動水素化を無水条件下加速する反応速度で効率的に触媒した。錯体IおよびIIは,塩基フリー移動水素化の効率的触媒でもあり,錯体Iを用いる幾つかの塩基感受性基質の水素化を実証した。錯体Iの無塩基水素化触媒として作用する能力は,主に立体嵩高さによるものであった。活性触媒形成の予備的機構を提案した。
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分類 (2件):
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トリアゾール  ,  触媒反応一般 
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