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J-GLOBAL ID:201302253274781629   整理番号:13A1150721

ラットの心筋細胞でのニッケル誘発心毒性の防止におけるオールトランスレチノイン酸の有効性

Efficacy of all-trans retinoid acid in preventing nickel induced cardiotoxicity in myocardial cells of rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 51  ページ: 251-258  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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電池プラントと溶接工場でよくみられる金属のニッケルは,潜在的心臓毒性を持っているが,オールトランスレチノイン酸(atRA)は心血管修復と心筋回復を促進することができる。この研究の目的は,atRAがin vitroとin vivoの両方でニッケルにより誘発される心臓毒性を防止できるかどうかについて調べることである。この研究で,様々な濃度の塩化ニッケル(NiCl2)に曝露されたラット心筋細胞株(H9c2)は,活性酸素種生成を伴うアポトーシス様特徴を示した。加えて,NiCl2)はまた,初代心筋細胞において明らかなアポトーシスと収縮期機能障害を引き起こした。atRAによる処理は,NiCl2処理心筋細胞におけるROS生成を有意に緩和し,MAPキナーゼ活性を低下させることで,NiCl2に誘発される細胞毒性を効率よく軽減した。さらに,NiCl2曝露は,2および3mg/kgの間の最大耐容量で,Sprague-Dawleyラットにおいて明らかな不整脈を引き起こした。40mg/kg atRAとの併用胃内投与は,ラットにおけるNiCl2誘発不整脈を部分的に回復させることができた。著者らの結果は,atRAがニッケルの心血管系に対する有害作用の軽減における治療的可能性を持っていることを示唆している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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