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J-GLOBAL ID:201302253323804818   整理番号:13A1856094

ヒト癌におけるクローディンの新たな役割

Emerging Roles of Claudins in Human Cancer
著者 (1件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 18148-18180 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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クローディンは,タイトジャンクションの主な,不可欠の膜蛋白質である。何種類かのクローディン蛋白質,特にクローディン-1,-3-4と-7の発現変化は,各種の癌の発生と関係している。癌でのそれらの脱調節は,クローディンが腫瘍形成に関わることを示すが,基になる正確な機構は不明のままである。腫瘍進行へのクローディンの関与は,組織に依存した癌細胞の移動,浸潤と転移での重要な役割により示される。最近の研究は,これらが上皮から間葉への転換(EMT),癌幹細胞または腫瘍始原細胞(CSCs/TICs)の形成および化学療法耐性における,それらの重要な役割により示され,クローディンが化学療法耐性および再発腫瘍の治療に対する有望な標的であることを示唆する。多いEMTおよび幹細胞様性質により特徴づけられる,最近同定されたクローディン量の少ない乳癌亜型は,疾患再発と有意に相関し,腫瘍再発の予測因子としてクローディンの重要性を強調する。クローディン発現調節における後成的機構の重要な役割は,クローディンに標的化する後成的治療の応用の可能性を示す。CSCs/TICsおよび化学療法耐性におけるクローディンの新たな役割のより良い理解は,再発癌に対する治療の開発の助けになる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体の機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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