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J-GLOBAL ID:201302253382329503   整理番号:13A1777838

色素増感型太陽電池の光電極に及ぼす金ナノ粒子の表面プラズマ共鳴効果

Surface plasma resonant effect of gold nanoparticles on the photoelectrodes of dye-sensitized solar cells
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-6  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: U7001A  ISSN: 1931-7573  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,筆者らは,シード媒介成長法により種々の形状の金ナノ粒子を作製し,色素増感型太陽電池(DSSC)の光電極に及ぼす金ナノ粒子の表面プラズマ共鳴(SPR)効果を調べるために,DSSCの光電極にそれらを適用した。電界放出走査型電子顕微鏡法の解析は,球状金ナノ粒子の平均直径が45nmで,短い金ナノロッドの長さと幅が,それぞれ,55と14nmであることを示した。短いおよび長い金ナノロッドのアスペクト比は,それぞれ約2.5と4であった。紫外-可視吸収スペクトルの結果は,吸収波長が球状金ナノ粒子に対して約540nmであることを示し,金ナノロッドの吸収は2つのピークを明らかにした。一つは約510~520nmで,もう一つは,短いおよび長い金ナノロッドに対して,それぞれ,約670および710nmである。球状金ナノ粒子と短いおよび長い金ナノロッドを組み込んだ色素増感型太陽電池の最善の変換効率は,それぞれ,6.77%,7.08%および7.29%で,6.21%である金ナノ粒子無しのそれよりも高い。この結果は,光電極に及ぼす金ナノ粒子の効果が電導度を増加し,光電極中の電荷の再結合を低減し,DSSCに対する変換効率の増加をもたらすことが出来ることを示した。さらに,長い金ナノロッドは,長い波長で,球状金ナノ粒子および短い金ナノロッドよりも強いSPR効果をもつ。このことは,球状金ナノ粒子および短い金ナノロッドを有する太陽電池の変換効率よりも,長い金ナノロッドを有するDSSCの高い変換効率に対する理由であると考えられる。Copyright 2013 Meen et al.; licensee Springer. Translated from English into Japanese by JST.
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太陽電池 
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