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J-GLOBAL ID:201302253476559049   整理番号:13A1859791

落花生果柄における重力屈性反応遺伝子のプロテオーム同定

Proteomic identification of gravitropic response genes in peanut gynophores
著者 (9件):
資料名:
巻: 93  ページ: 303-313  発行年: 2013年11月20日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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落花生(Arachis hypogaea L.)は世界で最も重要な含油穀物の一つである。落花生果柄の重力屈性反応は落花生の生殖発育において必須の役割を果たす。しかし,落花生果柄における重力屈性に責任のある分子機構は未だ探られていない。本研究において,in vitro培養系を開発し,落花生果柄の重力屈性研究に応用した。6時間および12時間の時点で,先端が上向きにin vitroで生長した果柄(重力シミュレーション試料)と下向きに生長した果柄(自然生長対照)のプロテオームを比較することにより,6時間と12時間のそれぞれで有意に変化した発現パターンを示す42および39のタンパク質を観察した。これらのタンパク質のうち,13のタンパク質は6時間および12時間の両方で同じ発現プロファイリングを示した。それらをMALDI-TOF/TOFにより同定し,定量リアルタイムRT-PCRにより更に特性化した。13の同定したタンパク質のうち,2つはクラスIII酸性エンドキチナーゼ,2つはKunitz型トリプシンプロテアーゼ阻害因子,そして残りのタンパク質は病変形成関連クラス10タンパク質,Ara h 8アレルゲンアイソフォーム3,電位依存性アニオンチャネル,γ炭酸脱水素酵素1,ジャーミン様タンパク質サブファミリー3メンバー3前駆体,塩素イオンチャネル,高グリシンRNA結合タンパク質,そしてジベレリン受容体GID1として同定した。リアルタイムRT-PCR分析は転写調節が,クラスIII酸性エンドキチナーゼ,Kunitz型トリプシンプロテアーゼ阻害因子,塩素イオンチャネルそして病変形成関連クラス10タンパク質に関しタンパク質レベルの発現と一致する一方,他の7つのタンパク質の発現は転写後レベルで調節されるかも知れないことを明らかにした。本研究は,落花生果柄において幾つかの潜在的な重力屈性反応タンパク質を同定し,落花生果柄における初期重力屈性反応の理解を助ける。本稿はトランスレーショナル植物プロテオミクスと題した特集号の一部である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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