抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論では,公園を「主体」という観点から,つまり「誰にとっての何なのか」という話題を提起した。いきいきとした活動を展開している公園には,共通していることがある。それは市民からの発意における提案が議論され行政と合意形成された運営体制が機能していることである。公園に自由を取り戻すには,人に負わせていた責任を取り戻すあるいは分かち合う智恵を工夫する必要がある。公園は,建設することが最終目的ではない。一人一人の幸せな暮らしや人生,ステキなコミュニティ,そして安寧の地域社会の形成に貢献する近代の智恵の産物であることが重要となる。公園づくりという言葉には建設に至るプロセスとその後の活用への展開にも力点がある