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J-GLOBAL ID:201302253567380220   整理番号:13A0326867

有機栽培に使用できるケイ酸資材のイネいもち病防除効果

著者 (3件):
資料名:
号: 63  ページ: 22-26  発行年: 2012年12月28日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機栽培に使用できるケイ酸資材(ケイカル,ソフトシリカ)のいもち病回避効果について有機栽培圃場試験で定量的に評価した。ケイ酸資材無施用の有機栽培区の葉いもち被害度を基準とした防除価は慣行防除区の82.1に対し,ケイカル区69.5,ソフトシリカ区46.2となり,ケイカル区施用には一定の効果がみとめられた。また,有機圃場土壌を用いたポット試験では,低温燃焼でケイ酸溶解性の高い籾がら焼却灰15g/pot施用で,ケイカル9g/potと同等の葉いもちおよび穂いもち防除効果がみとめられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除 
引用文献 (7件):
  • l) Ishiguro, K. (2001) Review of research in Japan on the roles of silicon in conferring resistance against rice blast. Silicon in Agriculture. L. E. Datnoff, G. H. Snyder, and G. H. Korndorfer, eds. Elsevier, Amster- dam. pp.277-291.
  • 2)伊藤純雄・Prakash, N B.,森泉美恵子・高田芳三 (2004)籾殻の低温燃焼による高溶解性ケイ酸質肥料資材化.関東東海北陸農業研究成果情報:134-135.
  • 3) Kato, N., Kumagai,K., Nakagawa, F. and Sumida, H. (2001) Comparison of three methods for evaluation available silicon in paddy soils. Silicon in Agriculture. L. E. Datnoff, G. H. Snyder, and G. H. Korndorfer, eds. Elsevier, Amsterdam. pp.58-62.
  • 4) Kim, S. G., Kim, K. W., Park, E. W., and Choi, D. (2002) Silicon induced cell wall fortification of rice leaves: A possible cellular mechanism of enhanced host resist- ance to blast. Phytopathology 92 : 1095-1103.
  • 5) Rodrigues, F. Á., Benhamou, N., Datnoff, L. E., Jones, J. B., and Bélanger, R. R. (2003) Ultrastructural and cytochemical aspects of silicon mediated rice blast resistance. Phytopathology 93 : 535-546.
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