文献
J-GLOBAL ID:201302253621426176   整理番号:13A0960803

インドの異なる緯度へのヒヨコマメの生物季節的順応の作物シミュレーション分析

Crop simulation analysis of phenological adaptation of chickpea to different latitudes of India
著者 (3件):
資料名:
巻: 146  ページ: 1-9  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物季節は,とくに無期限の作物成長を許さない環境条件の下では,作物順応の最重要成分である。その成長季節の末期に終期乾燥と温度上昇に対面するヒヨコマメ(Cicer arientinum L.)では,インドのより高緯度には成長期間がより長い遺伝子型,より低緯度には成長期間がより短い遺伝子型が必要とされると広く考えられている。ここで著者らは,緯度の異なる2立地(高緯度:インド,Haryana,Hisar;低緯度:インド,Andhara Pradesh,ICRIST)で育成された2組の遺伝子型を,発芽から開花まで(EMR1)と登熟期(R5R7)の生物日について比較する。生物日とは生物季節的発育が最適であった日数のことであり,従って熱時間の測定値を提供する。堅固な作物シミュレーションモデルを用いて,最適のEMR1およびR5R7が様々な立地に対して決定された。期待されたように,低緯度のために育成された遺伝子型のEMR1およびR5R7は高緯度のために育成されたものより低かった。しかし,これらの2組の遺伝子型の予測収量は2環境のそれぞれに対するシミュレーションにおいて同様であり,収量は全体的にHisarのほうが高かった。各立地での遺伝子型の組を結合した結果は,各立地で最大収量を達成するために同様の最適EMR1,すなわちHisarでは44.3生物日,ICRISATでは43.5生物日を予測した。インドの全部で10の立地にまたがる最適EMR1の導出は,8立地では最適EMR1がより狭い範囲(39.4~47.3生物日)であったものの,より広い範囲(37.2~51.8生物日)を示した。立地にまたがるEMR1の差異はそれらの緯度に対応しなかった。その代わりに,成長季節を通じての降雨が最適EMR1と有意の正相関(R2=0.55)を示した。これらの結果は,インドにおけるヒヨコマメの最適EMR1を求める育種は地域で予期される降雨に焦点を絞る必要があり,大抵の環境には約43生物日の最適EMR1が適合するとの推定を示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豆類  ,  植物に対する影響  ,  作物の品種 

前のページに戻る