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J-GLOBAL ID:201302253629292730   整理番号:13A1343460

ニンニク油は,ラット肝臓モデルにおいて糖尿病により誘発された酸化ストレスを改善することができるか? 組織学的および生化学的に相関した研究

Can garlic oil ameliorate diabetes-induced oxidative stress in a rat liver model? A correlated histological and biochemical study
著者 (3件):
資料名:
巻: 59  ページ: 650-656  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,アロキサンにより誘発された糖尿病のラットの肝臓の構造変化の特徴を示し,フリーラジカルと抗酸化剤の生化学変化によるこれらの構造変化を説明しようとした。これに加えて,これらの構造変化を変えるニンニク油の有望な能力を同定しようとした。実験群は以下の通りである:コントロール群(n=12),アロキサンによって誘発された糖尿病ラット群(n=10),アロキサンによって誘発された糖尿病ラットをニンニク油(10 mg/kg体重)で処置した群(n=10)。酸化性ストレスのマーカを評価した。透過型電子顕微鏡による検討のため,肝臓の小片を処理した。ニンニク油は血漿中(0.26 vs 0.53),赤血球溶解物中(14.4 vs 24.8)と肝臓組織ホモジェネート中(1.04 vs 2.08)での過酸化脂質濃度の有意な減少を引き起こした,ところが,血漿中(1.2 vs 0.46)と赤血球溶解物中(24 vs 15)でのチオール濃度は有意に上昇した。ニンニク油投与後,SOD活性とグルタチオン-S-転移酵素活性は赤血球溶解物中(5.7 vs 3.3)(377 vs 179)と肝臓ホモジェネート中(1.4 vs 0.5)(752 vs 623)で有意に上昇した。肝臓の超微細構造の研究により,糖尿病と関連した酸化ストレスにより誘導される細胞膜の脂質過酸化を遅らせるニンニクの能力を確認した。したがって,ニンニクはアロキサンにより誘発された糖尿病のラットでの酸化ストレスを正常化することができた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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