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J-GLOBAL ID：201302253678093858   整理番号：13A0135958

神経新生と汎化:不安障害を分類し治療するための新規方法

Neurogenesis and generalization: a new approach to stratify and treat anxiety disorders

著者 (8件)： KHEIRBEK Mazen A (Columbia Univ., New York, USA) ,  KHEIRBEK Mazen A (New York State Psychiatric Inst., New York, USA) ,  KLEMENHAGEN Kristen C (Washington Univ., Missouri, USA) ,  SAHAY Amar (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  SAHAY Amar (Harvard Stem Cell Inst., Massachusetts, USA) ,  SAHAY Amar (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  HEN Rene (Columbia Univ., New York, USA) ,  HEN Rene (New York State Psychiatric Inst., New York, USA)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 15  号： 12  ページ： 1613-1620  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成人の海馬の神経新生は不安障害やうつなどの精神障害に関与するが,その機構解明には精神障害の表現型と神経新生の関連付けが必要である。海馬の神経新生は類似の体験を別々の神経表現に変換する役割を持つ可能性があるという最近の知見に基づいて,この総説では不安障害における海馬の神経新生の役割に関する枠組みを提唱した。すなわち,歯状回におけるパターン分離の障害が不安障害の過剰汎化の基礎にあり,パターン分離の障害がPTSDやパニック障害のような不安障害の表現型に関連する。そして心的外傷による海馬の神経新生の減少が,パターン分離の障害や記憶の過剰汎化として出現する。従って,神経新生への介入がこの種の精神障害の治療に有効であろう。

シソーラス用語： *不安神経症 ,  抑うつ ,  後遺症 ,  歯状回 ,  *トド ,  汎化 ,  *形態形成 ,  ヒト ,  *成体神経新生 ,  外傷後ストレス障害 ,  病気 ,  海馬
準シソーラス用語： PTSD ,  心的外傷

分類 (3件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  発生と分化  (EJ16020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 神経新生 ,  汎化 ,  不安障害 ,  分類 ,  治療