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J-GLOBAL ID:201302253682410850   整理番号:13A0955849

FeNiCoAlTa形状記憶合金単結晶の超弾性特性に対するナノ析出物の影響

The effect of nanoprecipitates on the superelastic properties of FeNiCoAlTa shape memory alloy single crystals
著者 (7件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 3445-3455  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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FeNiCoAlTa形状記憶合金は高変態ひずみおよび塑性変形に対する高抵抗の組合わせを持つことが最近発見されている。しかしながら,単結晶から観察された変態ひずみは理論的に予測されたひずみよりもはるかに小さい。これはγ′(L12)析出物に関係づけられる。それ故,本著者はFe-28%Ni-17%Co-11.5%Al-2.5%Ta単結晶のさまざまな超塑性特性に対するナノサイズのγ′析出物の影響を調べ,それらは超弾性応力ヒステリシス,変態温度,応力-温度相図および〈100〉方向に沿っての応力-ひずみ応答の特性に重大な影響を与えることを見出した。析出物のサイズおよび体積分率を,3-D原子プローブトモグラフィによって定量的に決定し,これらの析出物の組成を初めて決定した。600°Cで7時間以上時効すると,析出物の体積分率にはほとんどまたは全く変化はないが,しかしそれらの化学組成の大きくない変化に伴われた析出物粗大化が時効時間の増加につれて観察された。それによって変態温度が上昇した。さらに,析出物のサイズの変化は引張および圧縮超弾性挙動に異なって影響した。析出物のサイズの増加および数密度の減少は,回復能,応力ヒステリシスのような超弾性特性に引張-圧縮非対称性をもたらし,臨界応力/温度勾配を強めた。本著者は,これらの観察を,引張および圧縮超弾性実験時に生成したマルテンサイトの形態およびバリアント構造における固有の違いに基づいて説明している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の金属組織学  ,  機械的性質 
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