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J-GLOBAL ID:201302253720819767   整理番号:13A0779515

動物中の金ナノ粒子の流入と流出輸送のイメージング

Imaging Inward and Outward Trafficking of Gold Nanoparticles in Whole Animals
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 2431-2442  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生体適合性を持つ金ナノ粒子は,生体イメージング,臨床診断,治療法などを含む広範な応用が考えられている。それゆえ,金ナノ粒子と生体系との相互作用を理解することは,金ナノ粒子を利用した新奇のナノ医療を開発する上で非常に重要な課題である。そこで,本研究では,ナノ粒子/細胞膜相互作用から細胞内輸送および細胞外排除までを含む金ナノ粒子の生体組織との相互作用ダイナミクスを,水中無脊椎動物を用いた実験を通して詳細に調べた。官能化金ナノ粒子で処理した刺胞動物ヒドラポリープを試料に用いた。金ナノ粒子を細胞の中外へ運ぶ新奇キャリアとしてのエキソソームを使った超構造解析によって,ナノ粒子の流入・流出経路を画像化することができた。時間の経過とともに,金ナノ粒子の移動の様子が明確化した。すなわち,観測開始から約30分後に,ナノ粒子は急激に内在化が起こり,その後,およそ24時間,液胞/エンドソーム内に留まった。つぎに,それらは融合し,小さくなり,内在化物質を蓄積液胞へ,あるいは,エンドソーム/リソソームへ区分けし,測定開始から約48時間以内には,ナノ粒子はほぼ完全に細胞から排除された。古典的な粒子移動とは異なる,新奇なナノ粒子輸送体としてのエキソソーム状構造を含む新しい流入流出経路の存在が明らかになった。
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