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J-GLOBAL ID：201302253730839901   整理番号：13A1589914

動的因果モデリングにおけるニューラルマスおよびフィールド

Neural masses and fields in dynamic causal modeling

著者 (4件)： MORAN Rosalyn (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  MORAN Rosalyn (Virginia Tech, VA, USA) ,  PINOTSIS Dimitris A. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  FRISTON Karl (Univ. Coll. London, London, GBR)
資料名： Frontiers in Computational Neuroscience (Web)  (Frontiers in Computational Neuroscience (Web))
巻： 2013  号： May  ページ： WEB ONLY  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： U7036A  ISSN： 1662-5188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動的因果モデリング(DCM)は侵襲型(脳皮質電気図と局所的電場電位)と非侵襲型(脳波と脳磁気図記録法)の電気生理学的応答を規定するニューロン亜集団での実効的連関性分析のフレームワークを提供する。DCMで利用されるニューラルマス,ニューラルフィールドとコンダクタンスに基づくモデルを含む一連のニューロン集団モデルをレビューする。これらのモデルは微分方程式で表現され,シナプス基盤連関性のモデル化を可能にする。ニューラルマスモデルを用いて初期発生を記載し,コンボリューションに基づく動力学を興奮性と抑制性の細胞の層特異的な集団での応答の作出に利用した。これらのモデルは,わずか2つの単純な変換に基礎を置くが,実験的に観察される誘発およびスペクトル反応の特性を再現できることを示す。同一のニューロン構造を用いて,コンダクタンスと膜電位間の非線形性相互作用のために,特異的なイオンチャネル動力学を考慮した一連のコンダクタンスに基づくモデルがよりリッチな反応の空間を提示することを見出した。コンダクタンスに基づくモデルは,スペクトルが多重共鳴で存在する場合により適している可能性を提案する。最終的に,第3のクラスのモデルを概説し,そこで個々のニューロン亜集団をフィールド,即ち皮質表面でのマニホールドとして処理する。偏微分方程式(PDE)を通した皮質活動の空間伝播を明確に説明することで,空間的に分解されたデータが存在しない場合でも皮質層間の側面相互作用を通した連関性のトポロジーを推測することが可能である。これらのモデルが皮質での構造機能相関の詳細分析を可能にすることも示す。本レビューはこれらのモデル間の関係,および実験的データに要求される仮説が適切なモデルクラスを示唆する様子を強調する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *脳磁図 ,  *脳波 ,  偏微分方程式 ,  誘発電位 ,  *事象関連電位 ,  因果律 ,  モデル ,  大脳皮質
準シソーラス用語： 因果モデル ,  局所場電位 ,  *脳電図

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  脳・神経系モデル  (EL02050C)

タイトルに関連する用語 (2件)： モデリング ,  フィールド