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J-GLOBAL ID:201302253742617327   整理番号:13A1589855

ナルコレプシーとカタプレキシーを伴うヒトにおける報酬に基づく行動および情動プロセシング

Reward-based behaviors and emotional processing in human with narcolepsy-cataplexy
著者 (2件):
資料名:
巻: 2013  号: May  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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この10年の主要な進歩は視床下部ヒポクレチンニューロンの初期喪失が引き起こすカタプレキシーを伴うナルコレプシー(NC)の病態生理のより良い理解に繋がった。睡眠覚醒状態の調節におけるヒポクレチンの役割は広く認識されているが,必ずしも覚醒に関連しない他の機能が同定されている。従って,ヒポクレチンシステムは報酬プロセシング,情動と気分の調節,そして依存症を調節する中脳辺縁系経路におけるシグナリングを増強する。ヒポクレチン欠損マウスに関する研究は,ヒポクレチンが報酬探索,抑鬱様行動および依存症において必須の役割を果たすことを示しているが,ヒトのナルコレプシーにおける結果に関しては論争が続いている。大多数の研究は,薬剤を摂取していない,あるいは精神刺激薬で治療中のヒポクレチン欠損ナルコレプシー患者は対照に比べ,曖昧な状況下の意志決定課題において危険な選択をとることを好み,またより高い頻度で抑鬱症状や気晴らし食い症候群を伴うことを明らかにした。しかし,ヒトの研究は主として,ナルコレプシー-カタプレキシーの文脈での,病理学的な衝動性および賭博や,薬物およびアルコール濫用との関連の欠如を報告した。薬剤を摂取していない,および治療中のナルコレプシー患者におけるこれらの発見を確認するために,より大規模な前向き研究が必要である。ヒポクレチン欠損無しの他の中枢性過眠症を伴う患者の算入は,ヒトにおける報酬に基づく行動および情動プロセシングにおけるヒポクレチンシステムの役割の主要な疑問に対する回答を提供するであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  動物生理一般 

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