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J-GLOBAL ID:201302254053713943   整理番号:13A0559052

沿岸性熱塩前線の特性:形成機構と位置について

Characteristics of Coastal Thermohaline Front: Its Generation and Positioning
著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 141-147  発行年: 2013年02月28日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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冬季の日本沿岸海域では,密度分布に前線構造を伴わない沿岸性熱塩前線が形成される。その形成機構と形成位置について,(1)沿岸境界からの淡水フラックス,(2)空間一様な海面冷却,(3)陸棚域と外洋域の水深および水平スケールの差を考慮した簡便なモデルを用いて再検討した。このタイプの前線はその沿岸側と外洋側での密度増加率が等しくなるとき,定常的に形成・維持される。この条件は前線が陸棚上にあるとき満たされるのに対し,外洋域にあるときには満たされない。後者の場合は,沿岸側の海水密度が常に低くなることで,前線は沖へ移動し続ける。陸棚上に定在する前線の形成位置を与える新たな評価式は,過去のモデル研究の結果を矛盾なく説明し,より普遍的な結果を与える。陸棚域の水深変化の影響についても検討した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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沿岸海洋物理学 
引用文献 (16件):
  • 1) Belkin, I. M., P. C. Cornillon and K. Sherman (2009) : Fronts in large marine ecosystems. Progress in Oceanography, 81, 223- 236.
  • 2)吉岡洋(1971):冬期紀伊水道に発生するOceanic frontについて(1).海と空,46,31-44.
  • 3)國司秀明,吉岡洋,鈴木徹(1971):紀伊水道の海況変動について.京都大学防災研究所年報,14B,511-518.
  • 4)長島秀樹,岡崎守良(1979):冬季における東京湾の流況と海況.沿岸海洋研究ノート,16,76-86.
  • 5)関根義彦,川股信一,佐藤裕一(1992):初冬期における伊勢湾の沿・岸フロントの観測.沿岸海洋研究ノート,29,190- 196.
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