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J-GLOBAL ID:201302254269628088   整理番号:13A1699537

慢性的に汚染されている土壌から分離したフェナントレン分解コンソーシアム細菌株の多様性と機能的相互関係

Bacterial diversity and functional interactions between bacterial strains from a phenanthrene-degrading consortium obtained from a chronically contaminated-soil
著者 (4件):
資料名:
巻: 85  ページ: 42-51  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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慢性的に汚染されている土壌からフェナントレン分解性コンソーシアム(CON-Phe)を分離した。このコンソーシアムは,添加したフェナントレンを,7日間の初期培養で,1-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸(HNA)を蓄積しながら58%分解した。CON-Pheの構成とフェナントレン分解における動態を培養依存的及び非依存的手法(ポリメラーゼ連鎖反応ー変性勾配ゲル電気泳動法及びクローンライブラリー)で求めた。両手法で検出した細菌群にはSphingomonadaceae科がしばしば認められたが,幾つかの属は培養依存法でのみ観察された(Enterobacter 属及びPseudomonas属)ものと培養非依存法のみで観察された(Ochrobacteirum属,Alcaligenes属)ものとがあった。5種類の株を分離し,同定した。;その内,AM株(Sphingobium属)のみがフェナントレンを分解した。また,AM株及びB株(Enterobacter株)にのみPAH環水酸化ジオキシゲナーゼ遺伝子が存在する証拠が見いだされた。CON-Pheでの分離株の役割及び分離株間の相互関係を決定するために,明確にした株の混合培養によるフェナントレン分解を調べた。AM株及び他の分離株と一緒にした,全て明らかなコンソーシアムは,AM株及び自然状態のコンソーシアムと比較して可成り高いフェナントレン生物分解率を示した。さらに,HNAの蓄積は構成の明らかなコンソーシアムには認められなかった。これは,土壌中でのコンソーシアムでは,株間での競争とコミュニティーの動態がフェナントレン分解に対し負に作用していることを意味している。他方,フェナントレン分解AM株とその他の分離株では共生効果が観察された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 

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