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J-GLOBAL ID：201302254287453465   整理番号：13A0134718

生鮮食料品販売店舗への距離に応じた人口の推計-国勢調査と商業統計のメッシュ統計を利用して-

Estimation of Population Classified by Distance to the Nearest Fresh Food Store-Using Grid-Square Statistics of Population Census and Census of Commerce-

著者 (2件)： 薬師寺哲郎 (農林水産政策研) ,  高橋克也 (農林水産政策研)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 20  号： 1  ページ： 31-37  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高齢化と食料品店減少により高齢者の日々の食料品購入に不都合が生じている。この問題の対策検討の基礎データを得るために最近接の生鮮食料品店までの距離が500m以上の人口の推定を行った。推定には国勢調査と商業統計のメッシュデータを用いた。店舗も住民もメッシュ内に一様分布するとの仮定の下,人口のあるメッシュ毎に最近接店舗が500m以上である確率を求めた。その結果,65才以上では対象者の38%である972万人が生鮮食料品店までの距離が500m以上であり,その約70%が地方圏に居住していると推定された。推定結果の検証を具体的事例の下に実施した。

シソーラス用語： *生鮮食品 ,  *商店建築 ,  *距離 ,  老人 ,  データ ,  国勢調査 ,  統計データ ,  確率 ,  *統計的推定 ,  人口
準シソーラス用語： メッシュデータ ,  *人口推計 ,  地方居住者 ,  *店舗

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (6件)：

• 岩間信之・田中耕市・佐々木緑・駒木伸比古・齋藤幸生 (2009) 地方都市在住高齢者の「食」を巡る生活環境の悪化とフードデザート問題-茨城県水戸市を事例として-. 「人文地理」, 61(2), 36.
• 杉田聡 (2006) モータリゼーションによる都市変貌がもたらした高齢者の生活実態についての研究, 2003-5年度科学研究費補助金 (基盤研究C2) 研究成果報告書, 26-27, 29-34.
• DEFRA (2009) UK Food Security Assessment: Detailed analysis August 2009; updated January 2010 <http://archive.defra.gov.uk/foodfarm/food/pdf/food-assess100105.pdf> 134.
• USDA (2009) Access to Affordable and Nutritious Food: Measuring and Understanding Food Deserts and Their Consequences, Report to Congress <http://www.ers.usda.gov/Publications/AP/AP036/AP036.pdf>
• DFT (2011) Accessibility Statistics Guidance <http://assets.dft.gov.uk/statistics/series/accessibility/accessibility-statistics-guidance.pdf>

タイトルに関連する用語 (7件)： 生鮮食料品 ,  販売店舗 ,  人口 ,  国勢調査 ,  商業 ,  統計 ,  メッシュ