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J-GLOBAL ID：201302254395401854   整理番号：13A0343179

インドネシアの未就学児のランダム化試験において,ビタミンAと組合わせた亜鉛は上気道感染症罹患率を低下させる

Zinc combined with vitamin A reduces upper respiratory tract infection morbidity in a randomised trial in preschool children in Indonesia

著者 (5件)： KARTASURYA Martha I. (Diponegoro Univ., Semarang, IDN) ,  AHMED Faruk (Griffith Univ., QLD, AUS) ,  SUBAGIO Hertanto W. (Diponegoro Univ., Semarang, IDN) ,  RAHFILUDIN Muhammad Z. (Diponegoro Univ., Semarang, IDN) ,  MARKS Geoffrey C. (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： British Journal of Nutrition  (British Journal of Nutrition)
巻： 108  号： 12  ページ： 2251-2260  発行年： 2012年12月28日 
JST資料番号： B0336A  ISSN： 0007-1145  CODEN： BJNUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インドネシアではビタミンA欠乏症と亜鉛(Zn)欠乏が多い。また上気道感染症(URTI)は子供の成長や他の疾患リスクに影響を与える。ビタミンAとZn補足の効果をインドネシアの子供で調べた。幼児(2~5歳)826人を対象にランダム化二重盲検試験を行った。被験者を2群に分け,プラセボ又はZn(10mg/日)を4か月間経口投与し,2か月経過時点から両群にビタミンA(200000IU;60mgレチノール)を2か月間投与した。その結果,試験期間中に84%の子供がURTIに罹患したが,Zn投与によりURTI日数が減少し(12%減),ビタミンA同時投与によりさらに減少した(20%減)。ビタミンA単独投与では罹患数は減少したが期間は増加した。ビタミンAはURTIにおけるZn補足効果を改善することが示唆された。

シソーラス用語： *ビタミンA ,  *亜鉛 ,  *気道感染症 ,  ヒト ,  幼児 ,  経口投与 ,  二重盲検法 ,  期間 ,  罹患率 ,  インドネシア共和国 ,  ビタミンA欠乏症 ,  亜鉛欠乏
準シソーラス用語： *上気道感染症 ,  罹患期間

分類 (3件)： ビタミンA  (EB07020A) ,  消化器の疾患  (GH03000W) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

タイトルに関連する用語 (7件)： インドネシア ,  未就学児 ,  ランダム化試験 ,  ビタミンA ,  亜鉛 ,  上気道感染症 ,  罹患率