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J-GLOBAL ID:201302254408403398   整理番号:12A1803753

Schiff塩基配位子との蛍光すず(IV)錯体:合成,構造,および蛍光寿命

Fluorescent Tin(IV) Complexes with Schiff Base Ligands: Synthesis, Structures, and Fluorescence Lifetime
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  号: 11  ページ: 1210-1221 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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タイプ[SnCl3(L)](HL:Schiff塩基)の11のSchiff塩基すず(IV)錯体を合成し,X線結晶学および1H NMR分光法によって構造的に特性評価し,それらの特性を研究した。Schiff塩基は,ベンゼンあるいはナフタレン環をもつアルデヒドおよび8-アミノキノリンあるいはその誘導体から調製された。錯体は,経線的に配位した3つの塩化物イオンをもち,八面体に近い幾何学的配置を採用した。11のすず錯体の8つが,DMSO中で蛍光を示し,発光は青っぽい緑色からオレンジ色(λmax:492-545nm)の範囲であった。2つの固体すず錯体が,DMSO中ではないにもかかわらず蛍光性であり,1つのすず錯体は固体状態でさえも蛍光性ではなかった。錯体の蛍光量子収率(Φf)は配位子に非常に大きく依存した(Φf=0.21-0.022)。蛍光寿命(τ=0.49-1.76ns)が測定され,結果が議論された。DFT計算(B3LYP/Sn,LanL2DZ;他,6-31G**)は,HOMO-LUMOギャップの大きさのオーダーが錯体の発光波長(λmax)のそれと一致することを示した。Schiff塩基配位子および錯体のすべてのサイクリックボルタングラムは非可逆的な波を示し,これらの結果は配位子および錯体の還元生成物がCV測定の時間スケール(0.1Vs-1)では不安定であることを示した。DMSO中での還元ポテンシャルとLUMOのエネルギーとの間で比較的良い相関が観測された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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非遷移金属元素の錯体  ,  非遷移金属元素の錯体の結晶構造 
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