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J-GLOBAL ID:201302254433275060   整理番号:13A1934699

ヒラメParalichthys olivaceusの稚魚における体成長,多価不飽和脂肪酸代謝,及び免疫に関連する飼料性Hizikia fusiformis糖蛋白質で誘導されたIGFI及びIGFBP-3

Dietary Hizikia fusiformis glycoprotein-induced IGF-I and IGFBP-3 associated to somatic growth, polyunsaturated fatty acid metabolism, and immunity in juvenile olive flounder Paralichthys olivaceus
著者 (5件):
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巻: 167  ページ: 1-6  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ヒラメParalichthys olivaceusの稚魚における成長ホルモン値,一般組成及び免疫に関連する成長能力に及ぼす栄養補助食品としてのヒジキHizikia fusiformis(Phaeophyceae:Sargassaceae)から抽出した飼料性糖蛋白質の影響を検討することを目的とした。H.fusiformisから水-エタノールで抽出した糖蛋白質を,0,5及び10g/kg飼料の濃度で魚粉に基づく3種の飼料(それぞれH0,H5及びH10と表示)に補給した。12週間にわたる飼育試験後,成長能力及び生化学的応答は,一般組成,全身のアミノ酸や脂肪酸を含めて分析した。さらに,血漿インスリン様成長因子(IGF),IGF結合蛋白質(IGFBP)及びインターロイキン(IL)を測定した。H5を与えたサカナが最も大きな体重増加を示した。成長と平行して,H.fusiformis糖蛋白質を含む飼料を供給したサカナでは,対照に比べて血漿IGFI活性の増加,及び43kDa IGFBP-3の発現増加が見られたが,34kDa IGFBP-1では逆の傾向が観察された。処理による全身のリノール酸(C18:2n-6)及びリノレン酸(C18:3n-3)のレベルに違いは見られなかったが,H5を供給したサカナでは,対照に比べてアラキドン酸(ARA,C20:4n-6),エイコサペンタエン酸(EPA,C20:5n-3)及びドコサヘキサエン酸(DHA,C22:6n-3)の増加が観察された。H10を供給したサカナにおけるIL2及びIL6のレベルが対照に比べて有意に増加したことから,免疫の増加を示した。これらの結果から,サカナの飼料におけるH.fusiformis糖蛋白質の補給は,ヒラメ稚魚におけるサカナの成長や免疫に有益な可能性が示唆された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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魚類  ,  餌料  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  植物の生化学 

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