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J-GLOBAL ID：201302254697241163   整理番号：13A1858553

Guadalquivir河流域(スペイン)の水質,堆積物及び生物相中の現行殺虫剤のスクリーニング

Screening of currently used pesticides in water, sediments and biota of the Guadalquivir River Basin (Spain)

著者 (5件)： MASIA Ana ,  CAMPO Julian ,  VAZQUEZ-ROIG Pablo ,  BLASCO Cristina ,  PICO Yolanda
資料名： Journal of Hazardous Materials  (Journal of Hazardous Materials)
巻： 263  号： Part 1  ページ： 95-104  発行年： 2013年12月15日 
JST資料番号： B0362A  ISSN： 0304-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Guadalquivir河流域における表面水及び下水,堆積物及び魚類中の現行殺虫剤50種及びそれらの変換生成物を,2010及び2011年に定量した。特定試料を抽出した後,LC-MS/MSによって殺虫剤を同定,定量した。水質及び堆積物の汚染特性を有機リン及びトリアジン類の存在によって特徴付けた。変換生成物は,殺虫剤原体よりも高濃度でさえあった。堆積物中よりも水質中に,より広い範囲の殺虫剤が存在したが,魚類中では,これらの何れも検出しなかった。平均濃度は,水質の場合,0.2~13.0ng/L,堆積物中では0.1~13.2ng/gd.wであった。大部分の殺虫剤の空間的分布は,当該地域の農業活動或いは殺虫剤の都市域利用との整合を示した。河川に影響を与える下水処理場放流水は,少数の殺虫剤の軽微な汚染源であったが,殺虫剤の大部分に対して,放流は最も重要な寄与を示す筈である。時間的分布は,河川流に関する2期の試料採取作業間の差異を現した。低流量は殺虫剤の濃縮効果を生じ,水質中濃度及び堆積物内蓄積濃度を増大させる。本研究は,気候変動及び渇水が,更に危機的状況に進行した場合の将来シナリオにおけるリスクを予測し,こうした監視研究の必要性を強調するものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： スペイン ,  *河川汚濁 ,  水質試験 ,  窒素複素環化合物 ,  河成堆積物 ,  生物相 ,  魚類 ,  濃度分布 ,  生体内蓄積 ,  有機リン系殺虫剤 ,  *農薬汚染 ,  農業 ,  汚染源 ,  都市 ,  トリアジン類 ,  時空分布 ,  *水質汚濁 ,  *環境汚染 ,  産業
準シソーラス用語： 流域環境

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (8件)： 河 ,  流域 ,  スペイン ,  水質 ,  堆積物 ,  生物相 ,  殺虫剤 ,  スクリーニング