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J-GLOBAL ID：201302254876943812   整理番号：13A0055056

アリールボロン酸エステルの銅(II)触媒を用いた好気的メトキシル化の動力学的および分光学的研究ならびに銅(II)へのアリール金属交換の洞察

Kinetic and Spectroscopic Studies of Aerobic Copper(II)-Catalyzed Methoxylation of Arylboronic Esters and Insights into Aryl Transmetalation to Copper(II)

著者 (4件)： KING Amanda E. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  RYLAND Bradford L. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  BRUNOLD Thomas C. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  STAHL Shannon S. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 31  号： 22  ページ： 7948-7957  発行年： 2012年11月26日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Chan等が開発したアリールボロン酸エステルとヘテロ原子求核剤の銅(II)媒介酸化的カップリングに関連して,先に4-トリルボロン酸エステルのCu(OAc)₂触媒を用いた好気的メトキシ化反応の予備的機構研究を行った。このなかでボロン酸エステルからCu^IIへのアリール金属交換がターンオーバー制限過程であることを報告した。ここでは速度論的および分光学的研究をさらに進めて,金属交換経路およびCu^II触媒静止状態の同一性への洞察を行った。EPR研究から触媒条件下では少なくとも2つの化学種が存在し,これら化学種の相対存在性は,反応時間とアリールボロン酸エステルの酸性度の関数として変化すること,さらにこれら化学種は,反応混合物への酢酸または酢酸エステル添加に影響されることを示した。さまざまな反応条件下の速度論データおよび¹¹BNMRおよびEPR解析からは,四配位アニオン性ボロン酸エステルからカチオン性Cu^II化学種へのメトキシド橋媒介アリール金属交換が生じることを示した。

シソーラス用語： *有機銅化合物 ,  *銅錯体 ,  銅触媒 ,  触媒反応 ,  *有機ホウ素酸 ,  エステル ,  *交換反応 ,  反応経路 ,  酸性度 ,  カルボン酸エステル ,  *反応速度論 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  *酸化的カップリング ,  ターンオーバー数 ,  フェノール類 ,  脂肪酸 ,  *アルコキシ化 ,  薬物
準シソーラス用語： *アルコキシル化 ,  金属交換反応 ,  酢酸エステル

分類 (3件)： 有機第11族・有機第12族元素化合物  (CF09052N) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  置換反応  (CF02020B)

物質索引 (9件)： 4-メチルアニソール ,  p-クレゾール ,  ほう酸トリメチル ,  酢酸 ,  (4-メチルフェニル)ボロン酸ジメチル ,  (4-ニトロフェニル)ボロン酸ジメチル ,  [4-(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸ジメチル ,  メチルボロン酸ジメチル ,  イソブチルボロン酸ジメチル

タイトルに関連する用語 (9件)： アリールボロン酸 ,  エステル ,  銅 ,  触媒 ,  好気 ,  メトキシル化 ,  動力学 ,  分光学的研究 ,  洞察