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J-GLOBAL ID:201302254974363603   整理番号:13A1334999

1,3-ジアルキルイミダゾリウムイオン液体のメソ相形成に関して

On the Mesophase Formation of 1,3-Dialkylimidazolium Ionic Liquids
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 3068-3077  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子量と全体の長さは等しいが,対称性の異なる1,3-ジアルキルイミダゾリウム臭化物系列([CnIMCm][Br])(IM=イミダゾール,CnおよびCm=N-アルキル置換基(n+m=13):[CnCm]Brとして表示)を合成して,それらの構造特性を研究した。これらの化合物の温度遷移,密度,および粘度も調べた。その結果,これらすべての塩は室温以下でイオン液体(RTILs)であることがわかった。これらのILs中のメソ相を偏光光学顕微鏡(POM)と小角X線散乱(SAXS)によって同定することができた。一般に,ILsは対称性が高くなると融点(Tm)とガラス転移温度(Tg)も高くなる。例えば疑対称性の[C6C7]Brは低い対称性の他のRTILsと比較して相対的に高いTgを示した。n≧11ではTmはアルキル鎖の長さnが増大すると高くなった。これは長いアルキル鎖間のファンデルワールス力の増大によって説明できる。[C0C13]Brと[C2C11]Brの結晶は2層のラメラ構造を示している。[C0C13]Brのみがサーモトロピックメソ相を形成した。これは液晶(LCs)相が存在するためには分子全体の長さや形が重要であるばかりでなく,鎖の長さは少なくてもn=12以上が必要であることを示している。構造の多様性増大に伴うRTILs滴の粘度の増大はアルキル末端の分離によるものである。これらの塩の分子量は等しいのでRTILsの密度はほぼ等しい値(ρ=1.09g/mL)を示した。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
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融解塩  ,  その他の液晶  ,  複素環式化合物の結晶構造  ,  液体の輸送現象一般 
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