抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここでは,植物の発育状況とカミキリ発生の関連を探り,防除適期の予察につなげるため,マツノマダラカミキリ成虫の発生数の推移を調査した。調査木は平成23年4月下旬に福井県あわら市内で伐倒された,マツノマダラカミキリ幼虫寄生木で,長さ1mに玉切りしたものを著者センター内の野外網室へ搬入し,成虫の羽化脱出数を調査した。その結果,平成23年の成虫脱出期間は,6月3日から7月2日までの30日間であった。平成22年と比較すると,脱出の初日は4日,最終脱出日は5日早かった。また旬別発生数をみると,6月下旬の脱出が最も多かった。