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J-GLOBAL ID：201302255402428379   整理番号：13A0894978

セルロース熱分解におけるサンプル大きさと温度の役割

The Role of Sample Dimension and Temperature in Cellulose Pyrolysis

著者 (4件)： PAULSEN Alex D. (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  METTLER Matthew S. (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  METTLER Matthew S. (Univ. Delaware, Delaware, USA) ,  DAUENHAUER Paul J. (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 27  号： 3/4  ページ： 2126-2134  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化石燃料を代替し,二酸化炭素の排出抑制のため,クリーンな再生エネルギー資源が求められている。この中で,高速熱分解は固体のリグノセルロースをバイオ油に変換する手段として期待され,大きな可能性を持つ。しかし例えばセルロースのような成分がバイオ油に変換する基礎的な機構に関する知見は文献に見当たらない。本論文では第1にマイクロメータ規模の薄膜を使い,輸送が自由な反応条件の下で熱分解に対する温度の影響を検証した。この結果,合計フラン環の収率は温度が増大しても他の成分に比べて著しくは増大しないなど,特徴を明らかにした。第2には,薄膜と,輸送制約のあるミリメートル規模の従来型粉体との比較を行った。この結果,サンプル大きさが生成物収率に大きな影響を持つことが分かった。例えば最も豊富な熱分解生成物であるレボグルコサンは,500°Cで粉体の場合が49%,薄膜の場合が27%であった。

シソーラス用語： *熱分解 ,  セルロース ,  *生物燃料 ,  化学反応 ,  生成物 ,  薄膜 ,  温度依存性 ,  粉体 ,  比較試験 ,  収率 ,  試料 ,  規模
準シソーラス用語： *高速熱分解

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： セルロース ,  熱分解 ,  サンプル ,  役割