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J-GLOBAL ID:201302255515122225   整理番号:13A1623925

人工多能性幹細胞からのがん治療用腫瘍標的ヒトTリンパ球の作製

Generation of tumor-targeted human T lymphocytes from induced pluripotent stem cells for cancer therapy
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号: 10  ページ: 928-933  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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容易に利用可能な抗原特異的ヒトTリンパ球が存在しないため,がんおよび感染症の養子T細胞療法は研究が進展していない。多能性幹細胞からはTリンパ球が無限に供給される可能性があるが,これまでに作製されたヒト多能性幹細胞由来のリンパ球様細胞の治療可能性は確認されていない。今回我々は,人工多能性幹細胞(iPSC)技術とキメラ抗原受容体(CAR)技術とを組み合わせ,悪性B細胞が発現する抗原CD19を標的とするヒトT細胞を培養組織中で作製した。このiPSC由来のCAR発現T細胞は,生得のγδT細胞の表現型と類似する表現型を示す。CARを形質導入した末梢血γδT細胞と同様に,iPSC由来のT細胞は異種移植モデルで腫瘍の増殖を強力に阻害する。治療用ヒトT細胞を「皿の中で」作製するこの方法は,がんの免疫療法をはじめとする医療用途に有用と考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2013
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腫ようの免疫療法 

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